WordPressとLINEを連携したユーザー向けメッセージ配信機能の開発

開発した主な機能
LINEログイン・ユーザー認証
LINE Loginを利用し、ユーザーがLINEアカウントでWebサイトへログインできる機能を実装しました。
WordPress上のユーザー情報とLINEユーザーを連携し、ログインが必要なコンテンツの閲覧や応募情報の管理に利用できる構成としています。
LINE公式アカウントの友だち追加案内にも対応しています。

LINE友だち状態の連携
LINE Messaging APIのWebhookを利用し、友だち追加やブロック解除などの状態をWordPress側へ反映します。
管理者は、メッセージを送信できる状態のユーザーを管理画面から確認できます。

配信パターンの作成
LINEプロフィールやWordPressに登録された情報、応募時に取得した情報などを基に、配信対象者を抽出する条件を保存できる機能を実装しました。
作成した条件は「配信パターン」として繰り返し利用できます。
配信の作成時には対象者を再計算し、対象人数や除外理由を確認できるため、意図しないユーザーへの配信を防ぎやすい設計としています。

少人数向けLINE個別配信
応募者への連絡、開催前のリマインド、少人数への案内、緊急連絡などを、WordPress管理画面から直接送信できます。
送信人数に応じてLINE Messaging APIの送信方式を自動的に使い分け、管理者がAPIの仕様を意識せずに操作できるようにしています。
本文と任意のURLを設定し、送信前に対象者と人数を確認したうえで配信します。

大人数向けLINEオーディエンス連携
募集告知、広報、キャンペーンなどの大人数への配信では、WordPressで対象者を抽出し、LINEオーディエンスとして登録します。
メッセージ本文の作成、画像・カードの設定、配信予約、配信結果の確認は、LINE Official Account Managerから行います。
これにより、LINE公式アカウントが提供する配信機能を活用しながら、WordPressの登録情報に基づいた対象者選定が可能になりました。

配信手順のナビゲーション
管理画面には、現在どの作業を行っているのか分かる進行案内を設置しました。

1. 配信パターン作成
2. 対象者確認
3. 配信下書きまたはオーディエンス作成
4. メッセージ送信
5. 配信結果確認

各画面に次の操作を表示することで、システムに詳しくない担当者でも順番に沿って操作できる設計としています。

配信履歴・API結果の管理
LINE個別配信では、送信内容、送信対象者、受付結果、失敗件数、再送が必要な対象者などを管理します。
配信下書きの作成時点で送信対象者を確定するため、後から配信条件が変更されても、送信対象が意図せず変わらないようにしています。

管理画面の設計
管理画面では、LINE個別配信とLINEオーディエンスの違いを比較できる案内を表示しています。
それぞれの用途、送信場所、対象人数、利用できるメッセージ、送信後の確認方法を画面内で確認できるため、担当者が配信方法を判断しやすくなっています。

また、少人数向け配信と大人数向け配信について、それぞれの作業手順をステップ形式で表示しています。

開発におけるポイント

配信目的に応じた送信方法の使い分け
少人数への業務連絡と、大人数への広報配信を同じ方法で処理するのではなく、それぞれに適した配信経路を用意しました。

WordPress内の情報を配信条件として活用
既存のユーザー情報や応募情報を配信対象の抽出条件として利用できるため、CSVの作成や別システムへの手作業による登録を減らせる構成です。

誤配信を防ぐための対象者確認
配信前に対象人数と対象者を確認し、配信下書きの作成時点で送信先を確定します。
対象者の抽出条件と配信履歴を分けて管理することで、後から条件が変更された場合でも送信対象が変わらないようにしています。

非エンジニアでも操作しやすい画面設計
管理画面上に用途の説明、送信方法の比較、操作手順、注意事項を表示し、次に行う作業が分かる構成としました。

導入によって実現したこと
* LINEログインによるユーザー認証
* WordPressの登録情報とLINEユーザーの連携
* 応募状況や登録情報に応じた対象者抽出
* 配信条件の保存・再利用
* 少人数へのLINE個別配信
* 大人数向けLINEオーディエンスの作成
* LINE Official Account Managerを利用した画像・カード・予約配信
* 配信対象者、送信履歴、API結果の管理
* 友だち追加・ブロック状態の連携
* 操作手順を案内する進行ナビゲーション

使用技術・サービス
* WordPressテーマ開発
* PHP
* WordPressカスタムプラグイン開発実装
* LINE Login
* LINE Messaging API
* LINE Webhook
* LINE Official Account Manager
* WordPress REST API

対応範囲
* 要件整理
* LINE連携方式の設計
* WordPress管理画面の設計・開発
* LINEログイン機能の実装
* Messaging API・Webhook連携
* 配信対象者抽出機能の開発
* LINE個別配信機能の開発
* LINEオーディエンス連携
* テスト・導入支援
* クライアント向け設定手順書の作成

WordPressとLINEを連携した機能開発に対応しています
QReatorでは、WordPressの会員情報、申込情報、応募情報、予約情報などとLINE公式アカウントを連携した機能開発に対応しています。
LINEログイン、ユーザー情報の連携、対象者を指定したメッセージ配信、Webhookを利用した状態管理など、サービスの運用に合わせて設計・開発します。